児童扶養手当の打ち切り

児童扶養手当は突然に打ち切られる

児童扶養手当はシングルマザーとしてひとり親で子供を育てている家庭に対して支給をされる福祉制度の一つです。

支給額は平成27年から大幅に改正がされており、それまでの最大月額支給41,020円だったところが42,000円とアップをすることになりました。

全額支給でなく所得によって一部支給となる場合もありますがそれでも最低金額でも9,910円が月額あたりで受け取ることができるというのはかなり大きな数字です。

月額あたり4万円近くというと相当の数字ですから、受け取っている家庭は家計の多くの部分をその手当に依存することになるでしょう。

しかし注意したいのがこの児童扶養手当は一律に支給されるのではなくかなり厳しく所得についての制限を受けることになるということです。

所得制限はわずか1万円上回ったというだけでも除外となってしまいますので年収額が一定ではない人はきちんと計算をしながら仕事の収支を付けていかないと突然に4万円の手当が0円になってしまうということもあります。

児童扶養手当の所得計算方法

一般的な所得税や住民税の計算と異なり、児童扶養手当の支給資格があるかどうかの算定は独自の計算方法によって出されます。

すなわち世帯あたりの収入額に対して子供が何人いるかということがプラスマイナスで計算をされていくので、源泉徴収票に記載されている「給与所得控除後の金額」となっているものをもとに子供の数に合わせて受けられる金額を算定していきます。

また注意をしていきたいのが、生活をしている住宅において同居している人に所得がないことや、元の配偶者から養育費を受け取っていないということ、母親が学生ではないことといったいくつかの条件がある場合にも児童扶養手当を受けることはできません。

福祉制度として他にある公的な支給を受けている人は二重取りをすることができないといったこともありますので、あとから返還を受けることがないよう適切に手続きをしていきたいところです。

なおそうした二重取りなどの問題に対応するべく、平成26年12月からの法律改正により児童扶養手当よりも公的年金の受給として受け取る額が少なく算出される人はその差額分を受け取ることができるようになっています。

突然赤い封筒が届いてしまったら

それまで受け取っていた児童扶養手当が打ち切りになるときには、自宅に赤い封筒でお知らせが来ます。

この赤い封筒を受け取った母親の方は相当ショックを受けるようで、精神的なダメージも深くなってしまうので注意しましょう。

打ち切りは前年度の年収を計算することで算出をされるため勤務をしている企業が源泉徴収票を役所に提出することにより自動的に算定され通知が来るようになります。

一度そうした通知が来てしまうとその決定を覆すというのは難しくなりますので、ちょっと危ないかな?という年収ラインで働いている人はできれば事前に調整をするかもしくは打ち切りもやむなしと仕事に本格的に取り組むかという腹をくくった覚悟が求められます。